かきくけこうもりのよろず投資日記(旧サイト)
 
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2006年1月2日を表示

【証券CFD取引】多分こんな人に向いてると思う

証券CFD取引は、私にとっては向いていないものであることが明らかになったわけですが、これはあくまで私が想定したような使い方を前提とした場合にのみ、ピンポイントで発生した問題です。人によってはメリットの高い投資商品になると思われます。多分こんな人にむいているんじゃないのかな~と思うところを書いてみます。

安い手数料で外国株に投資したい人


外国株に投資したい人にとってはかなりメリットが高い投資商品だと思います。2800銘柄投資できます。手数料は気配に0.2%上乗せされ(これは日本株のCFDも同じ)、さらに日本円で換算される際にインターバンクの気配値に一定のスプレッドが上乗せされます。
問題は、約定代金が少なすぎると「ミニマムチケットフィー」という手数料が余計に発生してしまうということです。「ミニマムチケットフィー」についてはひまわり証券株式会社 -取引概要[証券CFD] --手数料で触れられていますが、たとえば米国株を買う場合、10000ドル未満の約定代金だとさらに余計に10ドル支払わされるということです。結構な手数料になるので、それを避けられるだけの金額は用意しておいたほうがいいでしょう。
株価指数CFDだったら多少レバレッジをかけてもそれほど危険ではないと思いますし、少ない金融資産の人は、日本株と米国株の鞘取りに使うといいのかも知れません(たとえば日経225の株価指数CFDを買ってダウを売っておけば、寝てる間にテロでも起こってダウが暴落しても何とかなるはず)。

証券限月CFDをやりたい人


シンガポール取引所(SGX)の日経225先物やMini-JGB、その他海外の先物を取引できます。日経225先物は大証のものとは違って、呼び値が5円単位でしかも倍率は500倍なので、呼び値1つあたり2500円という風になります(日経225先物が10円上がるごとに5000円なので、その半分です)。手数料は1枚の場合は1700円で、2枚以上の場合は1枚あたり1500円となります。片道無料ではないことなどを考えると、国内の先物屋さん経由の大証日経225先物よりは割高だと思いますが、大証の場が開いていないときにも取引できます。あと、私は注文を出したことが無いのでわかりませんが、値動きを見た感じでは楽天証券のマーケットスピードよりも遅延が少ないような感じに見えました(問題は約定までの時間ですが)。あと、板は見れません。

日本の現物株式CFDをレバレッジをかけて1日に何回転も売買したい人


CFDは差金決済取引なので、1日に何回転も売買できます。しかもレバレッジをかけられるので、現物取引によるデイトレよりも資金の効率が高くなります。手数料は気配に0.2%上乗せされるので、往復0.4%という風になります。一般のネット証券に比べるとは高めの手数料ですが、現物でこれよりも高い手数料を取る証券会社もまだ結構ありますし、レバレッジをかけられるというメリットも考えると仕方がないと思います。単位株数の倍数でなければ取引できませんが、レバレッジをかけて回転させる人にとってはあまり関係の無い話です。問題は、現時点では日経225採用銘柄に限られているということです。日計りで稼げる銘柄はごく限られてくるのではないかと思います(ソフトバンクや、時価総額低めの値がさ株など)。デイトレが上手い人向きだと思います。ソフトバンクのデイトレだけで稼げているような人にとっては最強だと思います。


まあ、上記のいずれも私にとっては難しい(特にデイトレは)orz

尚、2005年末から、オーストラリア取引所のマーケットデータは有料化されてしまったようです(35AUD/月)。
System User: 2006年1月7日より、オーストラア取引所(ASX)のマーケットデータ(リアルタイムCFDプライス/チャート)に関して、有料サービス(オーストラリアドル35ドル/月)として提供することになりました。ひまわりパワートレーダーにおいて、オーストラリアの現物株式CFDの表示は2006年1月6日までとなります。つきまして、有料配信をご希望の方は弊社までご連絡ください。なお、2006年1月7日よりオーストラリアの現物株式CFDを取引されたい方は2006年1月3日まで弊社にご連絡ください。

(Himawari Power Trader上での告知がありました)。

それにしてもこういうニュースをHimawari Power Trader上でしか告知しないということは、今後もひまわり証券のサイト上ではCFDに関する告知をあまりやらないということなのかな?



1月2日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 証券CFD取引 | 管理


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